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矢沢洋子
矢沢洋子

矢沢洋子というアーティストは豪快なアーティストだ。ライブハウスで吠えまくる!アンプ(機材)の上に乗り客を煽る。実際に会っても意思はしっかり表示し大きく笑う。そして周りを洋子ワールドに取り込んでいく。12歳から18歳までの時期をロサンゼルスで過ごし高校は全校生徒が4000人という規模の学校に通っていたそう。彼女の豪快さは育った環境からきたものなのか、インタビューから感じ取ってください。

=矢沢洋子=
東京出身。2008年秋にデビュー。音楽への既成概念はなく、パンク・ハードコア、ロックからオペラまで柔軟に吸収。低音からハイトーンまで安定した歌唱力は聴く者を魅了する。自身の音楽への強い追求から、2010年より、本名でのアーティスト活動を開始。

毎月矢沢洋子主催のライブイベント「KISS!HUG!!LOVE!!!」がShibuya Milkyway というライブハウスで行われているんですね。毎月のイベントはどういうきっかけで始めることになったのですか?
もともと代官山のLOOPというライブハウスでアコースティックという形で、前はやっていたんです。昨年1stアルバムをリリースしてからがっちりバンドでライブが出来るホームを作りたいな、と思ったんです。また毎月色んなバンドと対バンすることで広がりが持てたらいいな、とも思いまして。
「KISS!HUG!!LOVE!!!」インパクトあるタイトルですね。
愛に溢れたイベントになればいいな、と思ったんです。私のファンが対バンするバンドも好きになればいいな思うし、逆に他のバンドのファンの方も私のライブを観て好きになってくれればいいなと。
8/3に2枚目のアルバム「Give me!!!」がリリースされますがこのアルバムタイトルはどう思ってつけたのですか?
1stアルバムの時は自分の名前をそのまま付けたんです。2ndはそこから確実に進化しています。が、今後も自分がもっと成長して行く上でどんどん色々吸収していきたい、もっと欲しい!いう意味で「Give me!!!」とつけました。
10曲目の「羅針盤」。この楽曲は映画の主題歌ですが書き下ろしですか?
そうです。映画の主題歌のお話をいただいて映画をイメージして詞を書きました。音以外が完成している状態のラッシュ映像を見せていただいたんです。そこから監督さんの思っていらっしゃるイメージに自分のイメージを重ねて作りました。
詞を書くのは制作時期に書くタイプですか?
そうですね。リリースに向けて制作モードになった時に集中してまとめて作ります。今回のアルバムの収録曲なんですが「SOS」「hane」「too late」は1stアルバムの前からライブで歌っていた曲なんです。1stアルバムには収録されなかったので今回は収録したいな、と思っていて。「アゲハ」という楽曲はMy Space(SNS)で公募して出来た曲ですね。
参加されているミュージシャンの方も豪華ですね。
今回高校の同級生だった井上ジョー君に初めて楽曲を書いてもらいました。あとは1stの時にお世話になったミュージシャンの方に今回もお願いしてます。私の高校はロサンゼルスだったんですが、ジョー君とは音楽関係なく遊ぶ同級生でした。日本に帰ってきて大阪のイベントで再会、そこから音楽面での交流も始まって、今回お願いしたんです。
楽曲は詞先行ですか?
私の場合は曲先行です。お願いしたいミュージシャンの方に曲を書いていただいて、曲から色々イメージを浮かべます。まず曲を聴いて自分がライブで歌っているところが浮かぶかどうかイメージします。それからミュージックビデオの「絵」も考えます。どういう衣装でどういうシチュエーションで歌っているのか。ライブや映像がどんどん曲から浮かぶと、これはいい作品になる、と思います。その「絵」を詞として落とし込んでいます。
ミュージックビデオのイメージまで?
浮かぶ曲と浮かばない曲がありますね。「Give me!!!」はアップテンポで疾走感のあるロックなんですが、このミュージックビデオはいつもライブをやっているバンドメンバーで構成されています。今回一番やりたかったことでしたね。とてもライブ感のあるカッコイイ作品になりました。
アーティストになろう、と思ったきっかけは?
私の場合は小さい頃から音楽というものがとても近い環境にいたんです。今振り返えると、必然的に大きくなったら歌を歌う人になるんだろうなと思っていたのだと思います。私は12歳から18歳まで家族と一緒にアメリカに住んでいたのですが、その頃からボイストレーニングは受けていました。将来アーティストになる、なんて当時は全く思ってもみなくて、ただ楽しいだけでした。18歳で日本の大学に通うようになってから具体的にアーティストという職業を意識し始めたんです。
12歳から18歳までアメリカで過ごされていたんですよね、帰ってきてからのカルチャーショックとはあったんですか?
アメリカにいる間も夏休みの3ヶ月とかは日本に帰ってきていたんです。友達も日本にはいたのでそこまでの戸惑いはなかったですね。日本の大学に入って「みんな勤勉だ」って驚いた記憶があります(笑)。でも半年もするとあれよあれよと馴染んじゃいました。英語も薄れてくるくらいに(笑)。どっぷり日本人ですよ、すぐに。
これまで何のアルバイトをやってきましたか?
焼き肉店のテイクアウトショップの電話番をやってました。お弁当屋さんですね。私はネイルをやってもらうのがすごく好きだったんです。今もですが。ただ、当時はもっと爪が長かったので、それで爪が長くてもOKなところ、という基準でアルバイト求人誌を見て探してました(笑)。あと高校時代の一時帰国の時に短期もOKだったのでモスバーガーでもアルバイトしてました。高校生の時はお金が欲しい、というよりは日本でアルバイトをしてみたい、と思ってやってました。
自分にとって不遇の時期はいつだったか?
不遇ではないですが、ロサンゼルスに移住して間もない時は大変でした。はじめに入った学校では、英語を話せないのが私だけでした。半年頑張ったんですが、ストレスが爆発してしまって。心配した親が日本人だけの学校に転校させてくれたんです。その学校は同学年の子が居ない、お兄さんお姉さんだけの学校だったんですが、歳の離れた13歳だったこともあって凄く可愛がってもらったんです。そこから現地の学校にうまく入っていけるようになったのですが、一年だけ寮のある学校にも入学してました。
私を形作ったとしてもいいほどの影響を受けた本、映画は?
ドラえもんがすごく好きなんです。今年に入ってドラえもんの映画DVDBOXを買いました!!ドラえもんの映画ってすごく奥が深くて。小さい時からドラえもんの映画は連れて行ってもらっていたのと、家にビデオが沢山あったので、ずっと見てました。でも小さい頃だったから忘れている話もあったし、もう一回見たいなと思ってDVDを検索したらBOXが出ている事を知って即購入!ですよ。
旅で好きなところありますか?
ロサンゼルスは住んでいた事もあるので好きですね。道が広くて、空が澄んでいて、開放感が素晴らしくて。旅行で行ったところで言えばスペインは最高でした。母と一緒に旅行したのですが、イベリコ豚が安くて美味しくて、大量に食べてしまいました。
最近買物をしましたか?
洋服ですね。展示会に呼んで頂くのですが、展示会で見る洋服が可愛くてついあれこれ買ってしまうので。シーズンが来て、注文した洋服が届いた時に「あれ?こんな服買ったっけ?」なんて思うこともあったりします(笑)。HYSTERIC GLAMOURは大好きでJOAN JETT(ジョーンジェット)とのコラボTシャツを買いましたし、鋲のついた革ジャンも買いました。シーズンになって届くのが楽しみです。
最後に一言お願いします
一年ぶりのアルバムになりますが、前作に比べるとより攻撃的なアルバムになってます。前作同様アップテンポありミドルテンポありバラードあり、と多彩なラインナップとなっています。普段あまりロックを聴かない人も聴きやすい、シンプルな音作りを心掛けてますので、ロック入門編としてもいいと思います。歌詞も全て私が手掛けてますので注目してください。そして気に入って頂けたらライブに遊びに来て下さいね。
矢沢洋子のロック、ここに結実!!
1stから1年を経ての2ndアルバム。作詞は全て矢沢洋子が手掛け、作曲は彼女が信用するアーティストに手掛けてもらっている。今作には高校の同級生で人気アーティストの井上ジョーも作曲として参加。アートディレクション&ジャケットデザインは、Central67が担当。 映画「少女たちの羅針盤」として書き下ろした主題歌「羅針盤」も収録されている。
Give Me!!!
【アーティスト名】矢沢洋子
【タイトル】Give Me!!!
【レーベル】GARURU RECORDS
【アーティストURL】http://www.yokoyazawa.com
【価格】¥2,500 (税込)
【発売日】2011年8月3日