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キマグレン
キマグレン

シングル「LIFE」などのヒットにより、夏の解放的でピースフルなサウンドを作るというイメージの強いキマグレン。このたび完成したアルバム「LOVE+LIFE+LOCAL」。海のもとから音楽を発信しつづけてきた彼らにとって「音楽を届ける意味」を深く感じた作品となったようだ。人気アーティストでもあり海の家ライブハウス「音霊 0TODAMA SEA STUDIO」の運営もしている彼らに話を聞いてきた。

=キマグレン=
幼なじみであるISEKI(Vo&G)とKUREI(Vo)が、2005年に地元の逗子で海の家ライヴハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」をオープンさせ、そこで即興パフォーマンスを始めたことから結成に至る。08年にメジャーデビュー、「LIFE」などのヒット曲を発表し、今や夏を代表するアーティストに。

今年も音霊がスタートしましたが、震災の影響で変化は?
KUREI:確かにありますね。でも、最近サーファーが多く遊びに来てくれるようになったんです。音霊にご飯を食べに来て、その後ビーチでボーッとしていたりするんですよ。
ISEKI:今度、逗子でサーフィン大会もあるし。厳しい部分はありながらも、なかなか盛り上がっていますよ。
被災の状況を見て、何か変わったことはありますか?例えば、こんな状況のなかで音楽を続けていいのかといった逡巡とか。
ISEKI:それはありましたよ。でもプロデューサーに、こういう事態だからこそ、音楽を発信する必要があるのでは?と言われたんです。実はプロデューサーは、津波で被災した地域で暮らしていたことがあって、知り合いも多いそうなんです。そんな人から「東北ではもっと大変な人がいて、やりたいことができない状況でいる。でも、自分達が何かができることができる環境にいるのだから、やらなくてどうする」って。今の僕たちに出来ることは、精いっぱい音楽を発信することなんだと思ったんです。特にキマグレンの音楽は、人を応援するようなメッセージのある曲を多く作っているのだから、こういう時期だからこそできる限りサポートしていかなければ。
KUREI:確かに、被災している地域に向かって泥かきをすることも大切なんですけど、僕らはアーティストという立場にいるのだから、それを利用してメッセージを発信しようと思いました。やがて気づいたら、自然と歌詞が浮かんできて、それが「蛍灯」につながったんです。
曲作りに強い影響をもたらす結果になったんですね。
KUREI:僕らは今回の震災の前にも、台風で音霊が壊れてしまったりだとか、今までいろんな試練があった。その経験が、音楽に結びついていた部分もあったんです。今回の震災を受けて、自分達の発信するメッセージを見直すようになったというか。本当に自分達の本心なのかじっくり見極めて、これからメッセージを伝えていかなければという気持ちになってきましたね。
そして完成した「蛍灯」。キマグレンの真摯なメッセージがこめられた内容ですね。
KUREI:よくある応援ソングって「がんばれ」とか「まだまだできる」というメッセージが多いじゃないですか。もし、被災した立場でそれを聴いたら、自分は嫌な気分になるなって思ったんです。上から目線で物事を言われているような気がして。それよりも「一緒にがんばろうよ」とか、そういう事を何も言わずただそばにいてくれたほうが、よほど心が楽になるなって。だから、そういうメッセージになるような歌詞を心がけました。
「蛍灯」ってタイトルが印象的ですが、具体的に曲作りにインスピレーションを与えた風景や出来事があったのでしょうか?
KUREI:逗子は地震直後から停電になって、明かりのない夜を迎えたんです。確かに、どんどん暗闇に包まれていくのは怖かったけど、いつか夜は明けていくのだから、と考えていくうちに、前向きな気持ちになれた。その心境の変化によって、自然とテーマが浮かんできた気がします。
この曲のサウンドについてのこだわりは?
ISEKI:今回は明るいものにしたかった。「LIFE」もそうなんですけど、シリアスな内容の歌詞の場合は、サウンドで明るさを出してコントラストをつけようと思っているんです。それでネガティブな気持ちを吹き飛ばして、盛り上がろうって。結果、歌詞の持つ意味がより深くなっていくと思うんです。
KUREI:毎回ISEKI の作るアレンジがどうなるのか、すごく楽しみなんですよね。何年も活動していると、だんだんと伝える言葉って似たようなものになってくる。同じ人間が作るものだから、仕方ないことなんですけど。でも、アレンジによって、伝わる雰囲気が異なってくるんですよね。だから、いつもアレンジが完成する瞬間は、僕もリスナーのように、どういう音になっているのか、ワクワクしますね。
アーティストになろうと思ったきっかけは?
KUREI:モテたいと思ったから(笑)。たいていそういうものでしょう。僕は高校生の時に気になる女の子がギターを弾いていたから、一緒にバンドをやりたくて始めたんです。結局、その子と付き合うことができたんですけど、別れてしまって……。見返すために、音楽を続けていたって感じですね。それから、歌をうたわなくてもいいから、音楽に関わる仕事がしたいと思い、音楽活動を続けるや辞めるか悩んでいた時期だったISEKIに声をかけて音霊をスタートさせたんです。それで、どうせなら自分達でも音楽をここでパフォーマンスしてもいいんじゃない?ってノリでキマグレンが誕生したっていう。
これまで何のアルバイトをしましたか?
KUREI: キマグレン結成前には、某ケーブルTV局の営業をやってました。飛び込みで家に訪問して「どーですか?」ってヤツ(笑)。ノーストレスでしたね。1軒まわったら、その人が知り合いを紹介してくれたりして、結果全国ベスト5に入るくらいの成績になりましたからね。インターホンを鳴らして、出た人の声色で、いけるかどうかわかるんですよ。ダメな人の場合「もし興味あったら連絡くださいー」って感じで、すぐに退散する。深追いはしません。
ISEKI:彼は営業の嗅覚に優れているんですよ。僕の場合は、接客が得意というか。職場の雰囲気をよくするのが得意なんです。以前、コーヒーチェーン店で働いたことがあるんですけど、ムードメーカーでしたし。僕がいる職場は、絶対に雰囲気がよくなる自信があります。
自分にとって不遇の時期はいつでしたか?
KUREI:大変なことはいろいろありましたよ。音霊が台風に襲われてしまい、さらに盗難にもあい、悪いことが重なったこともありました。思うに、そこでフラストレーションを抱えてしまうと、時が経つにつれそれが増幅して、いろんなことにイライラして、最後には爆発してしまうハメになってしまうと思うんです。それを避けるためには、常にコミュニケーションをして、思いを吐き出すようにしています。
ISEKI:「まいっか」で片付けないようにしますね。それって諦めることだから。でも我慢はしますよ。それって決めたことに向かって努力するってことだから。
私を形作ったとしてもいいほどの影響を与えた本・映画は?
KUREI:映画『最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)』ですね。ニューアルバムに収録されている「バケット・リスト」という曲はこの映画にインスピレーションを受けて作った曲なんです。自分もやりたいこと・やらなければならない「バケット・リスト」が多くあるんですけど、ついつい先延ばしにしてしまう。人生というのはあっという間なんだから、やりたいことはその瞬間に実行したほうがいい。また明日と先延ばしにするのはよくない、と自分に言い聞かせるつもりで書いた曲ですね。
ISEKI:この曲を聴いていると、自分から頑張らなきゃって奮い立たされますね。
旅で好きな所はありましたか?
KUREI:旅じゃないですけれどハワイですね。20代の始めの頃にワイキキのあたりで暮らしていたんですけど、天気は最高だし、ご飯も美味しい、人もピース、仕事も英語ができればあるし、一生平坦な感じで過ごしていけそうな場所。身体がとけちゃうくらい、気持ちいい。でも、現在の自分の状況を経験してしまったから、もう戻ることはできないんだろうなって。すぐに飽きてしまいそう(笑)。
気を付けている健康法があれば教えて下さい。
ISEKI:ランニングですね。毎朝90分を目標に走り続けています。始めたのは3年前くらい。ダイエットとツアーの体力作りを目的にしていたんですけど、いろいろなことを黙々と考えることができるので、僕にとっては大切な時間ですね。またランニングの後に筋トレするのも、忘れていません。
最近買った買い物ってなんですか?
KUREI:最近Macを買いましたね。MacPro。実は以前にもMacユーザーになろう、ってMacを買ったんですよ。これまではWindowsユーザーだったので。そして使ってみたんですが慣れてなかったので使い勝手が悪くて・・・。ISEKIが欲しいっていうのであげてまたWindowsを買ったんです。でもまたMacに挑戦しよう、って買ったんですよ。
最後にメッセージをお願いします。
KUREI:今回のアルバムは震災に影響された曲もありつつも、いつも通りの曲もあります。自分達が現在持っている長所をふんだんなく表現できた作品になると思いますので、楽しみにしていてください。あと音霊に遊びに来てみてください!!夏の日射しを感じながら感じる海の音と音楽、いいですよ。ちょっと疲れたらレストランもありますので美味しいごはんを食べてね。
ISEKI:そうそうたるメンバーが今年も出演してくれてますからね、絶対楽しい1日になると思いますよ。
今年だからこそ音霊を続ける意味がある、音楽を届ける意味がある
3/11の東日本大震災による大きな海の被害、その関連事故などを受けて「今年だからこそ音霊を続ける意味がある、音楽を届ける意味がある」と強い思いを抱き迎えた2011年夏。地元(LOCAL)を愛する(LOVE)キマグレンの2人が今、自分達が音楽を続けていられるのは地元で培ってきたもの、支えてきてくれた人達がいるから、と原点を振り返った。彼らの活動コンセプトをテーマに完成させた作品。
LOVE+LIFE+LOCAL
【アーティスト名】キマグレン
【タイトル】LOVE+LIFE+LOCAL
【レーベル】ユニバーサルシグマ
【URL】http://www.kimaguren.com/
【価格】¥2,940(税込)
【発売日】2011年8月17日